大分県佐伯市では、しいたけの生産振興を図るため、令和9年度の「しいたけ関係補助事業」に向けた要望を募集しています。
対象となる事業には、しいたけ原木を搬出するための簡易作業路の整備、バックホウやグラップル、乾燥機、林内作業車などの機械導入、人工ほだ場・ハウス等の施設整備、新規参入者への支援などがあります。
要望書の提出期限は令和8年(2026年)10月16日です。
現在行われているのは、令和9年度の補助事業に向けた「要望募集」です。
正式な補助金交付申請とは異なりますので、ご注意ください。
令和9年度しいたけ関係補助事業とは
佐伯市では、しいたけ生産者の生産基盤強化や生産量の拡大、新規参入の促進などを目的として、複数の支援事業を実施しています。
今回、令和9年度に実施予定の補助事業について、事前に事業者からの要望を受け付けています。
| 募集内容 | 令和9年度しいたけ関係補助事業に向けた要望募集 |
|---|---|
| 要望受付期間 | 令和8年(2026年)8月3日~10月16日 |
| 提出先 | 佐伯市役所3階 林業課 または最寄りの振興局 |
| 主な対象 | 佐伯市内のしいたけ生産者、新規参入者、生産者グループ等 |
対象となる主な支援事業
令和9年度に向けて要望が募集されている主な事業は、次のとおりです。
| 事業名 | 主な支援内容 |
|---|---|
| 低コスト簡易作業路整備事業 | しいたけ原木の伐採・搬出等に使用する簡易作業路の開設 |
| 生産施設等整備事業 | 施設、車両、機械・器具類等の導入 |
| しいたけ生産協業体制促進事業 | 生産者グループによる高性能林業機械等の導入 |
| 乾しいたけ新規参入者支援事業 | 新規参入に必要な施設・機械・車両、ほだ木造成等 |
| しいたけ版ファーマーズスクール | 原木乾しいたけ生産者を目指す方への研修・給付金支援 |
| 佐伯市椎茸原木林指定登録モデル事業 | 優良なしいたけ原木林の維持保全に必要な除伐等 |
低コスト簡易作業路整備事業
原木の伐採・搬出等を行うための簡易作業路を開設する場合に利用できる制度です。
| 補助額 | 500円/m |
|---|---|
| 主な要件 | 佐伯市内に住所を有し、市税を滞納していないしいたけ生産者であること等 |
| 植菌数 | 令和8年春の植菌数または過去3年間の平均植菌数が3万駒以上で、今後増産計画があること |
作業路については、1路線100m以上、幅員2m以上などの要件があります。
生産施設等整備事業
しいたけ生産の基盤となる施設や、車両・機械・器具類等の導入を支援する制度です。
効率化促進対策
バックホウ、グラップル、ユニック車、ダンプトラックなどが対象となります。
| 補助率 | 1/2 |
|---|---|
| 事業費上限 | 300万円 |
| 補助額上限 | 150万円 |
生産施設高度化対策
人工ほだ場、ハウス、散水施設、ほだ化施設、乾燥機、林内作業車、自動穿孔機、植菌機、スライサー、重機アタッチメント、選別機などが対象になります。
| 区分 | 補助率 | 事業費上限 | 補助額上限 |
|---|---|---|---|
| 施設等 | 3/4 | 1,200万円 | 900万円 |
| 機械等 | 1/2 | 1,200万円 | 600万円 |
原則として、佐伯市内に住所を有し、市税を滞納していないしいたけ生産者で、乾しいたけ生産に参入して3年以上であることなどが要件となります。
しいたけ生産協業体制促進事業
しいたけ原木を安定的に確保するため、生産者が協業化する際に必要となる高性能林業機械の導入を支援します。
| 補助率 | 3/4 |
|---|---|
| 事業費上限 | 1,000万円 |
| 主な要件 | 年間おおむね10万駒以上を植菌し、5名以上の生産者で構成するグループに所属すること等 |
乾しいたけ新規参入者支援事業
乾しいたけ生産への新規参入者を対象として、ほだ木造成、施設整備、機械導入等を支援する制度です。
主な対象者は、佐伯市内に住所を有し、市税を滞納していないしいたけ生産者で、乾しいたけ生産への参入から3年未満かつ65歳未満の方です。
| 区分 | 主な補助内容 |
|---|---|
| ほだ木造成 | 補助率2/3、補助額上限30万円 |
| 生産基盤施設整備 | 個人:補助率2/3・補助額上限333万円/法人:補助率1/2・補助額上限250万円 |
| 生産基盤機械導入 | 補助率1/2。個人・法人それぞれ累計補助額に上限があります。 |
しいたけ版ファーマーズスクール
大分県では、原木乾しいたけ生産への就業を促進するため、長期技術習得研修と給付金による支援を行っています。
研修期間と就業後を合わせて、最大5年間の給付金を受けられる制度となっています。
| 区分 | 年齢 | 最大給付総額 |
|---|---|---|
| 独立型 | 50歳未満 | 225万円 |
| 独立型 | 55歳未満 | 150万円 |
| 親元型 | 55歳未満 | 150万円 |
佐伯市椎茸原木林指定登録モデル事業
将来にわたり維持していくべき優良なしいたけ原木林を指定登録し、その原木林を維持・保全するために行う除伐を支援する制度です。
| 補助対象事業費 | 212,000円/ha |
|---|---|
| 事業費上限 | 1申請あたり424,000円(2ha分) |
| 補助額 | 補助対象事業費の1/3 |
要望書の提出期限
要望書提出期限
令和8年(2026年)10月16日
要望書は、佐伯市役所3階林業課または最寄りの振興局へ提出します。
事業ごとに要件や必要書類が異なりますので、利用を検討されている場合は、早めに対象となる制度を確認しておくことをおすすめします。
今回の募集は「要望書」の提出です
今回の手続きで特に注意したいのは、現在募集されているものが、令和9年度補助事業に向けた「要望書」であるという点です。
現時点で補助金の交付が決定するものではありません。
今後、令和9年度の予算や制度内容等に応じて、正式な補助金交付申請等の手続きが必要となる可能性があります。
導入予定の施設や機械、事業費、植菌数、今後の増産計画などを整理しておくと、要望書の作成を進めやすくなります。
ミセイ行政書士事務所へご相談ください
ミセイ行政書士事務所では、大分県内の事業者様を対象として、国・大分県・市町村等の補助金に関するご相談を承っています。
今回の佐伯市しいたけ関係補助事業についても、
「自分が対象になるのか確認したい」
「どの事業が利用できるのか分からない」
「要望書の作成を相談したい」
といった場合は、お気軽にご相談ください。
補助金・支援制度では、申請前の段階で対象要件や導入する設備、今後の事業計画等を整理しておくことが重要です。
※補助制度の対象可否、採択、交付等を保証するものではありません。制度内容や申請手続きについては、必ず佐伯市の最新情報をご確認ください。
公式情報
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