大分県では、県産加工食品を製造・販売する中小企業者等を対象として、
「令和8年度 県産加工食品高付加価値化等支援事業費補助金」
の追加募集(第4回)を行っています。
本補助金は、原材料や製造方法、デザイン等にこだわった
高付加価値商品の開発・改良や、
国内で開催される商談会・展示会等への出展による
販路開拓を支援する制度です。
【重要】追加募集(第4回)の申請期限
令和8年11月2日(月)まで
第2回募集は令和8年9月30日で終了しましたが、
令和8年10月1日から追加募集(第4回)が開始されています。
令和8年度 県産加工食品高付加価値化等支援事業費補助金とは
この補助金は、物価高騰への対応と持続的な賃上げの促進を目的として、県産加工食品製造事業者による高付加価値商品の開発・改良や、 国内で開催される商談会等への出展などの販路開拓を支援する制度です。
商品そのものの開発だけでなく、箱・容器・ラベルなどの資材、商品や販促資材のデザイン、ブランド化に必要な経費なども補助対象となる場合があります。
追加募集(第4回)の応募期間
| 募集区分 | 追加募集(第4回) |
|---|---|
| 応募期間 | 令和8年10月1日(木)~11月2日(月) |
| 提出方法 | 電子メールまたは郵送 |
| 提出先 | 大分県商工観光労働部 商業・サービス業振興課 |
今回の募集は、単なる「申請期限の延長」というよりも、
第2回募集終了後に実施される「追加募集(第4回)」
という位置付けです。
補助対象となる事業者
対象となるのは、県産加工食品の製造及び販売を行う事業者(個人事業主を含む。)及び団体で、主に次の要件を満たす必要があります。
- 中小企業支援法に規定する中小企業者であること
- 大分県内に本社を有すること
- 県産加工食品の製造及び販売を行っていること
「県産加工食品」とは
本制度における県産加工食品は、次のいずれかに該当するものです。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| ア | 県産品を主原料として利用している加工食品 |
| イ | 大分県内で製造・加工している加工食品 |
したがって、必ずしも原材料のすべてが大分県産でなければならないという制度ではなく、
県内で製造・加工している加工食品も対象となり得ます。
補助対象事業・補助率・補助上限額
補助対象事業は、大きく分けて「高付加価値商品の試作・開発・改良」と「国内で開催される商談会等への出展」の2つです。
| 補助対象事業 | 主な補助対象経費 | 補助率 | 上限額 |
|---|---|---|---|
| 高付加価値商品の試作・開発・改良 | 原材料費、資材費、委託費、コンサル費など | 1/2以内 | 150万円 ※原材料費は75万円まで |
| 国内で開催される商談会等への出展(一般枠) | 出展料、ブース装飾に要する委託費など | 1/2以内 | 30万円 |
| 国内で開催される商談会等への出展(賃上げ枠) | 出展料、ブース装飾に要する委託費など | 2/3以内 | 40万円 |
商品開発・改良で対象となる主な経費
| 経費 | 内容 |
|---|---|
| 原材料費 | 商品の試作・開発・改良に伴う原材料の購入等に要する経費 |
| 資材費 | 箱、容器、ラベル等の資材や、販路開拓に必要な販促資材の作成等に要する経費 |
| 委託費・コンサル費 | 商品・販促資材のデザイン作成・改良、ブランド化に要する経費 |
「高付加価値商品」とは
本補助金でいう「高付加価値商品」とは、自社で製造・販売する商品について、原材料、製造方法、デザイン等の開発・改良を行い、自社の中心的な商品と比較して、
高価格・高品質で、高い収益性が見込まれる商品をいいます。
価格について一律の基準が設定されているわけではありませんが、
大分県の案内では、
自社の一般商品と比較して希望小売価格が概ね1.5倍程度以上を目指す商品
が想定されています。
OEMによる委託製造・受託製造の商品については、
自社製造かつ自社販売という要件を満たさないため、
原則として補助対象外とされています。
申請から補助金受領までの流れ
本補助金では、最初から補助金の交付申請を行うのではなく、
まず事業計画の認定申請を行い、審査・認定を受けた後に
補助金の交付申請を行う流れとなっています。
| 段階 | 内容 |
|---|---|
| 1 | 計画申請 事業計画書等を提出し、審査を受けます。 |
| 2 | 交付申請 事業計画が認定された後、補助金の交付申請を行います。 |
| 3 | 事業実施 交付決定後に商品開発や商談会出展等を実施します。 |
| 4 | 実績報告 事業完了後、実績報告書や領収書等を提出します。 |
| 5 | 補助金の受領 実績報告の確認・補助金額の確定後、補助金が支払われます。 |
計画申請で必要となる主な書類
申請にあたっては、計画認定申請書のほか、事業計画書、収支予算書、誓約書、事業者の概要資料、直近1年の決算書、見積書等の準備が必要となります。
特に事業計画書では、商品開発の背景だけでなく、商品の特徴、原材料・資材の確保、販売価格、ターゲット・販路、事業スケジュール、成果目標などを具体的に整理する必要があります。
申請前に注意したいポイント
交付決定前の発注・支出に注意してください
原則として、交付決定日より前に支出した経費は補助対象になりません。
採択・認定を受けただけで事業を開始するのではなく、
交付決定を確認してから着手することが重要です。
そのほか、申請にあたっては次の点にも注意が必要です。
| 消費税・地方消費税 | 補助対象外です。 |
|---|---|
| 振込手数料 | 補助対象外です。 |
| 他の補助金との重複 | 同一の実施内容について、他の補助金との重複利用はできません。 |
| 賃上げ枠 | 所定の賃金について平均1.5%以上の引上げ等の要件があります。 |
| 審査 | 申請すれば必ず補助金を受けられるものではなく、提出書類に基づく審査があります。 |
なお、審査においては、
「パートナーシップ構築宣言」の登録事業者は加点
されることが公募要領に記載されています。
補助金Q&Aから見る主なポイント
OEM製造の商品でも対象になりますか?
自社製造かつ自社販売が要件となるため、
OEM委託・受託による商品は対象外とされています。
複数回申請することはできますか?
Q&Aでは複数回申請すること自体は差し支えないとされています。
ただし、当初計画の変更として再度審査され、1社当たりの上限額の範囲内での交付となります。
原材料の購入価格がまだ確定していない場合は?
見積書を取得することが困難な場合には、直近の購入単価など、合理性のある積算根拠を用いることとされています。
ただし、交付決定後に購入価格が上昇したことなどを理由として、原則として補助額を増額することはできません。
賃上げ枠の要件を満たせなくなった場合は?
所定の変更手続きを行うことにより、一般枠で補助を受けられる場合があります。
要件を満たせないことが判明した場合には、早めに県の担当者へ相談することが重要です。
補助金申請のご相談はミセイ行政書士事務所へ
「自社の商品が高付加価値商品に該当するのか分からない」
「どの経費が補助対象になるのか判断できない」
「事業計画書をどのように作成すればよいか分からない」
といった場合には、早めの準備をおすすめします。
本補助金では、商品開発の内容だけではなく、商品の特徴、価格設定、販売ターゲット、販路、事業実施スケジュール、成果目標などを整理して事業計画書へ落とし込む必要があります。
ミセイ行政書士事務所では、大分県内の事業者様を対象に、補助金申請に関するご相談や申請書類の作成支援を行っています。
大分県公式ページ
制度の詳細、最新の公募要領、実施要領、交付要綱、申請様式等については、必ず大分県の公式ページをご確認ください。
▶ 大分県「令和8年度県産加工食品高付加価値化等支援事業費補助金」の公式ページはこちら
※本記事は令和8年10月7日時点で公表されている情報を基に作成しています。
制度内容や募集状況等が変更される場合がありますので、実際に申請される際は大分県の最新情報をご確認ください。
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