「行政書士法の一部を改正する法律案」衆議院通過

「行政書士法の一部を改正する法律案」が第217回の本国会において提出されていました。
そして、5月29日の衆議院総務委員会及び本日の衆議院本会議においてそれぞれ可決されました。

今回の改正では特定行政書士の業務範囲を拡大し、特定行政書士は、行政書士が「作成することができる」官公署に提出する書類に係る許認可等に関する不服申立ての手続について代理等をすることができるようになりました。
今までは自分で作成した書類についてしか不服申立ての手続きができませんでしたが、これにより、他人が作成した書類に関しても不服申立ての手続きができることとなりました。
辰巳孝太郎衆議院議員の委員会質問↓

もし実現したら、私もかなり助かります。
特定行政書士の資格は持っているけど、実際にそれで仕事をしたことはないです。
得をしたこともないです。
「凄いですね。」と言われるだけ。

今回の改正が成立すれば、少しは特定行政書士の存在価値も変わってくると思います。
そうすれば、もっと特定行政書士の数も増えると思います。
まぁ、ネックは特定行政書士を受験するためにかかる費用なんですけどね。

なんとか参議院でも改正案が通過するように祈念するばかりです。
参議院も通過すれば、6年ぶりの改正となるそうです。

2025年5月31日
特定行政書士 御姓啓二

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