昨日(2024年4月20日)、いつも通っている店のある女性店員さんが店を辞められた。
5年前、行政書士事務所を開業した頃に知り合った。
いつも笑顔で明るく接してくれて、本当に嬉しかった。
仕事で行き詰ったとき、辛いとき、何度この店員さんの笑顔と優しさに救われたことか・・・。
自分は未婚で、いつも孤独を感じがち。
店員さんに会うことが楽しみだった。
行政書士になってから、数えきれないぐらいの人に会ってきた。
行政書士の同僚たち、お客さん、役所の方々、政治家の方々。
でも、いつも自分の心の中にいたのは、この店の店員さんだった。
店員さんには、いつもいろんなことを話していた。
コロナ支援をしていること、法規監察部長になったこと、マイナンバーで臼杵に行っていること、政治連盟で選挙の開票速報で夜中までいたこと、試験監督をしたこと、特定行政書士に受かったこと、会長から怒られたこと・・・
自分のくだらない冗談もいつも笑って聞いたくれた。
別れ際には、いつも笑顔で「お仕事頑張ってくださいね。」「気を付けて行って来てくださいね。」と言葉をくれる。
店員さんに会うと、いつも笑顔と暖かさをくれる。
自分は店員さんに会うことが楽しみだった。
つい先日、「もしお店を辞めるようなことがあれば、必ず一言言ってくださいね。お願いだから、突然黙っていなくなることだけはやめてくださいね。」と頼んだばかりだった。
18日木曜日に本人からそのことを告げられ、呆然とした。
20日土曜日が最後の勤務だった。
まさかこんなに早く訪れるとは思ってもいなかった。
あまりに突然の話だった。
ずっと大分にいらっしゃるものだとばかり思っていた。
18〜20日まで毎日店員さんに会いに行った。
最後の最後まで笑顔でいてくれた。
ちゃんと辞めることを教えてくれて嬉しかった。
ちょうど自分が開業した頃に知り合ったから、自分にとっては店員さんの存在は大きかった。
昨夜は車に乗っている時、涙がでてきた。
店員さん、5年間、笑顔でいてくれてありがとう。
あなたには感謝しかないです。
店員さんがいたから自分は今までやってこれた。
大分を離れて他県に行ってもご家族を大事にし、幸せになって欲しい。
身体も大事にして頑張って欲しい。
店員さんのことは絶対に忘れないです。
そして、自分のこともずっと忘れないで欲しい。
本来、こんなことをホームページ上で書くべきものではないことは分かっている。
でも、行政書士の日々の中で店員さんの存在は重要だった。
だから、あえて書かせてもらう。
ホームページに刻んでおく。
「自分は必ず誰よりも立派な行政書士になりますね。」
店員さんの前でそう誓った。
強く生きていこう。
店員さんも幸せになって欲しい。
本当に今までありがとう。
店員さん、もしこのホームページを見ていたら、それが自分の今の気持ちです。
時々、このホームページを覗いて欲しい。
そして、その地から自分のことを見守っていて欲しい。
自分は誰よりも立派な行政書士になってみせる。
そして、店員さんの幸せを心から祈ってる。
もう自分にできることは、祈ることぐらいしかできない。
もう会えないんだな・・・
大事な人がいなくなるって本当に辛い。
また一人か・・・
自分も強くならないとな・・・
こういうことは本当に弱い。
大学の時から全然変わっていない。
明日は中央支部の理事会。
同僚にも会える。
行政書士会の仲間がいることに本当に感謝している。
ありがとう、大分県行政書士会。
ありがとう、行政書士の同僚たち、仲間たち。
皆がいるからやっていられる。
行政書士になって、いろいろ辛いことがあったけど、自分にとって昨夜ほど悲しい日はなかったです。
明日から気を取り直して強く生きて行こう・・・
2024年4月21日
特定行政書士 御姓啓二